店名:角館全体に点在
住所:秋田県仙北市角館町
期間:2018年2月17日~3月11日
感想:藩制時に城下町として栄えた角館は武士の内町と町人の外町に町割りされていました。角館雛めぐりは武家や商家、そして庶民が楽しんでいたおひな様飾りをめぐって行きます。京人形は非常に高価なもので一部の武家や商家でしか揃える事ができませんでした。そこで庶民の楽しみとして発展した文化が「角館押絵」です。竹を組んだ厚紙に古布で纏ったパーツを重ね合わせる様に作る竹串押絵です。その製法についてはいまでも地域に伝承されています。
食事についても色々と気になるものがあります。比内地鶏の親子丼や稲庭うどんが特に有名ですが、今回注目したのは「御狩場焼」当時の藩主は狩猟を特に好み、主に鳥類を狩りその場で調理したとされています。この古事に倣い焼いた地鶏を朴葉で焼いた味噌に絡めて供するものです。野趣あふれる味を想像しましたがベースが地鶏なのでさっぱりと食べられました。また、角館さかい屋さんというパフェが美味しい店があります。季節に併せたものを提供してくれますので、季節毎に通いたくなってしまいます。
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