画像出典:植原葡萄研究所
2024年3月の納入でブドウの苗を注文しました。シャインマスカットを親に持つ最新品種をと考え、マスカサーティーン、マスカットノアール、スカーレットを選抜、最終的に以下の2つを購入しました。
マスカサーティーン
ロザリオロッソ×シャインマスカット13号
糖度は18〜20度と高く、皮ごと食べられ、皮を噛んで旨み甘みとコクがあり、シャインマスカットより皮ごと食べ易い。果皮はしっかりしていて裂果はない。熟期は8月下旬~9月中旬。棚持ちはいい。なお、2016年のジャパン・ヴィティカルチャー・クラプ(全国有数の新品種育成栽培の集団)の長野県での夏期研修会に出品し、2015年に続き、「これから栽培したい品種」のアンケートで31票を獲得し、第1位に選ばれた。甘いだけのシャインマスカットより本種の方が総合的に優れているとの意見が多かった。
スカーレット
ロザリオロッソ×シャインマスカット・4号
糖度は18~22度あり、高い。外観にボリューム感があり黄緑色のカッタクルガンに匹敵する。種なしになり、皮ごと食べ易い。兄弟品種の「ヌーベルローズ」と同じ交配だが、より早熟で8月中~下旬に熟す。マスカット香はない。裂果性、着色性を確認するため試作していたが、だんだん大粒化して試食者の評価も高まってきた。
品種名は緋色(ひいろ)を意味する「スカーレット」。名画「風と共に去りぬ」の主人公で、ヴィヴィアン・リーが演じたスカーレット・オハラのイメージから命名した。
葡萄苗業者
植原葡萄研究所
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今からとても楽しみです。
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