開発記:横型栽培槽

横型栽培装置の課題が見えて来た

絶好調にサニーレタスが育っている横型栽培装置ですが、並行して課題も見えてきました。

液肥が全然持たない

この装置は1本10株、都合30株のサニーレタスが栽培されています。

液肥の容量は13L、横に穴開けてしまっていますので実際は11L位でしょうか、

困った事に液肥が2日持ちません!!

株間が10cmでは狭すぎる

見ての通りですが、隣の株と干渉してしまいます。

 

大きい葉は収穫するのでそこまで干渉しないのかもしれませんが10cmは狭すぎますよね

その他

  • 水位調整、排水能力より給水能力が勝ると株用の穴から水がこぼれる、ポンプがヘタって来れば起きない問題かもしれませんが・・・。
  • 装置の真下は意外と給水が面倒、すでに排水側に液肥用のボックスを移動しましたが、左右外側からアクセスできる様再設計必要
    → ふたに穴を空けて、電源ケーブルとホースを通す、膜付グロメットで日光と雨が入るのを最小限

2022年モデルへの改造方針

給水は1週間に1度位ですませたい

11Lが30株で1.5日もつと仮説をたてると、11L/(30株*1.5日)=0.24L/株日の液肥が必要と言うことになる
計算を簡単にするために1株1日0.25Lの液肥を消費する事に仮置きする。

株間は15cm以上取りたい

1mの塩ビパイプなので15cmの株間をとると90cmで7株取れる
両脇が5cmしか取れないが、まあ、良しとしましょう。3段構成で21株

となると液肥を入れるプラボックスのサイズは?

7日間持つとすれば7*21*0.25=36.8L、トマトに使っているのと同じサイズの大型容器が必要と言う計算になる。そうするとパイプの位置を思いっきり上げないといけないのでこの案は却下。

20L以上のサイズを持ったプラボックスで、給水は2回/週と言う方針変更で設計する事にしよう。

冬の間にチマチマ作ろうと思います。

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