縦型栽培槽の水漏れ対策は上手くいったのですが4mmホースのニップルにゴミ詰まりが発生しました。針金などでつつくと一時的には回復しますが。ゴミ対策は真面目にフィルターなど設計しなければいけませんし終わら無さそう感があります。思い切って考え方から変えてみました。
想定される原因
事象を想定すると、根っこの切れ端や水槽の削りカス、発芽しなかった種子、単純にゴミの固まり、コロニーを形成した藻など原因想定は果てしなく、かつ複合要因になり得るので、視点を変えて原因を「ニップルの径が細すぎる」と想定しました。
当時ミックスリーフレタスを植えていたのですが、炎天下と相まって1日で?ミイラ化してしまいました。
対策
原因が「径が細い」なので、対策は「径を太くする」と言うことになるのですが、第1段階の「水漏れ」回避と合わせて考えると、かなりしっかりしたものを考えなければいけません。また、接着してしまうと寸法合わせに熟練の技が要求されてしまうのでその辺も工夫が必要です。取り敢えず対策の骨子は
- 流路は一番細い所でも直径13mm(VP13)は確保する
- サイズを現物合わせできる手段を考える
事になります。
流路Φ13mmの確保
流路の最小径を13mmとすると塩ビパイプのVP13mmを使用するという方針は簡単に立ちましたが、VU50とVP13を接続する手段が簡単には見つからず苦戦しました。
関西化工 継手 塩ビ 異径チーズ 50A×13A
塩ビと50mmと13mmで調べてみたのですがあまり良い物が見当たりません。テーマがDIYのサイトなので自作もしてみましたが、関西化工さんの 継手 塩ビ 異径チーズ 50A×13A を発見しました。近くに取扱店がなかったので送料がかかりましたが、1個は370円と価格自体非常にお手頃です。
水を円筒の逆側に当てる加工
ポットがある方向の逆側から水を入れるのでパイプを逆側の壁の手前まで差し込みたくなります。ストッパーになる溝を18mmのドリルで除去します。
パイプを通し、90°エルボをくっ付ければパーツとしては完成です。
サイズ合わせ
塩ビパイプと接着剤のみで試作してみました。左右の接続部に隙間があるのが分かります。ごれをびったりにするには職人の技量がいりますので私には無理と判断。
自在ユニオンを使って現物合わせすればピッタリいくだろうということにしました。
細かい位置合わせを無用にするために水槽との接続は第2ステップで採用したホースを継続。今のところの最終形態です。
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